January 19, 2003

untitled

imageForumにて、
倉重哲二「数房のはなし」を見る。
"阿片譚""兎ガ怕イ"の入れ子構造や
血の出ない切断面のように、
全体を通して夢物語的な印象がみられる。
これらは
作中のただ書写すだけの幽霊や、
針の飛んだレコードによる泣声の繰り返し等と相まって
ユーモラスな効果へと仕上がっている。