December 30, 2012

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帰郷の途に就く。

December 28, 2012

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仕事納めの後、職場の親しい人らとの忘年会に参加する。

December 26, 2012

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蒲田に在る書店にて、
水嶋一憲監訳『コモンウェルス 〈帝国〉を超える革命論』(上下、NHK出版、2012年)[=Hardt, M./Negri, A. "Commonwealth" 2009.]、
を購入し、それから悪魔のしるし忘年会に参加した。

December 25, 2012

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日吉駅に在る書店にて、
押切蓮介『ハイスコアガール』(Bd.3)、
を購入した。

December 24, 2012

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元住吉に在る書店にて、
木尾士目『げんしけん 二代目の四』(Bd.13)、
を購入した。
Aと中目黒で待ち合わせ、近くの古書店へ行き、
式場隆三郎『二笑亭綺譚』(昭森社、1939年)、
を購入した。
それから都立大へ、市街地を散策し、すずめのお宿(移築古民家)を観た。

December 18, 2012

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日吉駅に在る書店にて、
細野不二彦『ヤミの乱波』(Bd.1, 2)、
久住昌之・谷口ジロー『孤独のグルメ【新装版】』、
を購入した。

December 14, 2012

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日吉駅に在る書店にて、
『軍事研究』(No.550, Jan., 2012.)、
を購入した。

December 9, 2012

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Aと六本木ヒルズ・森美術館へ行き、『会田誠——天才でごめんなさい』展を観た。
相変わらずの悪趣味振りに中々楽しめた。
私はそれらの展示物の殆どを作品としては評価しない為に、却って展示企画としては評価出来ると考えた。
凡そ展示物は冗談である、つまり美術館に居て作品を観ると云う際の通俗的な気分は粗方覆される。
冗談を笑うときには自らの気分が対象化されている。
美術館に居て、然し通俗的な作品鑑賞の、眉根を顰めて作品と向かい合うこと無しに、只単に笑って楽しめるのだから展示企画としてはそれで良いのだ、と云う内容。
但し、興味の惹かれた作品も在った。
いかにも手製の額縁に唐草紋様の描かれた画面が収められたもの、『紐育空爆之図(戦争画RETURNS)』、『スペース・ウンコ』、『スペース・ナイフ』、巨大な横長の画面にあざやかな色彩で美少女たちが描かれた新作、『巨大フジ隊員vsキングギドラ』、『犬』シリーズ、『美味ちゃん』シリーズ、これらは個人的な好みも含めて作品として楽しんだ。
加えて"MONUMENT FOR NOTHING II"の段ボール彫刻群も面白かった。
ふと、会田誠の描く美少女たちは、今となってはもう余り見掛けないようなタイプの風貌だと気付く。殊更にノスタルジックな印象を抱くことになった。ではもし、彼女らが今風の美少女へと描き変えられたならどうであるか、と考えた。美少女像が特定の時代性に結び付いているように感じる、このタガを外すことは何か作風の毀損へと繋がるだろうか?

展示を観終わってから展望台へ出たら、晴れの日差しが思いのほか目の奥に刺さった。
あたかも六本木ヒルズを中心として広がる東京のビル群、その向こうには徐々になだらかに低くなり続く神奈川・埼玉・千葉方面の密集した市街と、時折ぽつぽつと小規模な突出をみせるビル群のようすが、それぞれに強く光を反射している。冬の澄んだ空気で、随分と遠くまで見通せる。そして、遥か遠方で次第に薄く霞んでいく。
何か無性に東京タワーのオレンジを間近に見上げてみたいと思うのはこう云う日だろうか?
六本木から三田までを、気の趣くまま二人で散歩した。

帰りの電車で、疲れで眠り込んでしまったら、気付けば日吉まで来ていた。
日吉駅の書店にて、
西山優里子『家電の女』(Bd.2)、
を購入した。

December 5, 2012

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日吉に在る中古本屋にて、
大和田秀樹『ムダヅモ無き改革』(Bd.1-3, 5, 6)、
を購入した。

December 4, 2012

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日吉に在る書店にて、
細野不二彦『ヤミの乱波』(Bd.3)、
小路啓之『ごっこ』(Bd.3)、
を購入した。

December 2, 2012

快快『Y時のはなし』×アーティスト・イン・児童館(@光が丘区民センター)について

光が丘区民センターにて、快快『Y時のはなし』×アーティスト・イン・児童館を観た。
以下、雑感を記載。後にまとめる予定。

『Y時のはなし』については、小指値時代の『R時のはなし』(@STスポット、2007年)をDVDで、2010年のVACANT公演、と2度見ている。
今回の公演は、これまでの『Y時』にワークショップ(以下、"WS")参加者のパートが付け加わったものとなっている。

一般的な観劇環境を観客と舞台とが切り離されたものとするなら、今回は演者も観者として客席に、ときには舞台上にと居場所が入れ替わるので、当然"通常"の環境とは異なる騒々しさ雑多さの中で多くの観者は鑑賞する事になる。
ここには演者とその身内と云うような「関係者」と、それ以外の言わば「"通常"の観者」とで鑑賞の質が異なる、と云う簡易な弁別が、今回の場合に於いては果たして有効に駆動するだろうか? と云う疑問は生じる。この弁別は弱いのではないか?
「子ども」と云う不確定要素、『SHIBAHAMA』で観客を舞台上へ上げるよりも更に生じるであろう不確定要素は、予想したよりも抑えられていたように感じた。プログラムとしてはWSの成果発表と云う、それこそ身内的な達成点が予感されながら、然し今回は十分に作品としての質が備わっていた。
そこで改めて、先に挙げた「通常の鑑賞環境」や「通常の観者」と云うような、演劇の状況として想定されがちな理想的なものの価値は、作品の質に対して何であるか疑問が湧いた。それらは当然の価値を持っているようでいて尚々切り崩しの対象として有効だと云う予感がした。

December 1, 2012

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新宿へ行き、読書会に参加した。

>>>
 http://togetter.com/li/417079

November 29, 2012

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日吉駅に在る書店にて、
二宮宏之訳『革命的群衆』(岩波書店、2007年)[=Lefebvre, G. "Foules Révolutionnaires" 1934.]、
を購入した。

November 26, 2012

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日吉駅に在る書店にて、
幸村誠『ヴィンランド・サガ』(Bd.12)、
小路啓之『来世であいましょう』(Bd.4)、
を購入した。

November 24, 2012

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自宅で芋煮会を催した。

November 23, 2012

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TATにて、照明協力として関わった、生西康典『燃える人影』を観た。

November 18, 2012

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この日は青山にて、nくんgkくんらとのお茶会に顔を出し、歓談した。
私は茶やコーヒーよりも酒を好んでこれを吞んでいた。
それからAの家でボジョレーを吞みながら夕食を楽しんだ。
やはりワインの後味の渋みを旨いものとして感じることは、まだ難しい。

November 17, 2012

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この日はTATでの照明設置の為に都心へと出向いた。
昼過ぎには豪雨注意報も出るような、外出には都合の悪い天候だった。
先ずは、預けていた水銀灯を受け取りに西麻布のexptkyへ行った。
kikさんには久々にお会いする。
それから一度青山へ戻り、KUA`AINAのハンバーガーを食べて腹ごしらえをする。
どうにも肉の塊りのようなものを胃に押し込みたかったから。
その近くのABCへ立寄り、
小泉義之訳『意味の論理学』(上・下、河出書房新社、2007年)[=Deleuze, G. "Logique du sens" 1969.]
を購入した。これは買い直しで、来月ある読書会の課題図書となっている。
程よい時間となった為、千代田線で新御茶ノ水へ行き、そこから小川町へ向かう。
会場で、照明設置の作業は探りながらもすんなりと終わった。
さらに空間を充実したものとせんが為の整理の作業には随分と時間を取られた。
これはまさに米を研ぐような具合で進められた。と云うのも、確かに研ぎ過ぎれば米の風味が失われ、逆に米糠を残し過ぎれば味が損なわれるようなものだからだ。
地下の、コンクリート壁が剥き出しとなり、俄かに仰々しさの有る太い電気配線や換気ダクトなどの、取り残された実験施設の雰囲気を、やはりすっかり剥ぎ取ってしまう訳にはいかなかったからだ。

November 12, 2012

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日吉駅に在る書店にて、
小玉ユキ『坂道のアポロン BONUS TRACK』、
『軍事研究』(No.591, Dic., 2012.)、
を購入した。

November 11, 2012

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この日はTATでプログラム『燃える人影』(演出:生西康典)の照明打ち合わせの為に、
その会場となる、小川町に在る旧東京電機大校舎を訪れた。
その途中、元住吉に在る書店にて、
小路啓之『犯罪王ポポネポ』(Bd.2)、
を購入した。

November 10, 2012

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Amazonで注文した、
菅靖彦訳『バイオコンピュータとLSD』(リブロポート、1993年)[=Lilly, J. C. "Programming and Metaprogramming in the Human Biocomputer" 1967, 1968.]、
を受け取った。

November 5, 2012

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Amazonで注文してた、
箕輪裕訳『T.A.Z. 一時的自律ゾーン』(インパクト出版、1997年)[=Bey, H. "The Temporary Autonomous Zone, Ontological Anarchy, Poetic Terrorism" 1985, 1991.]、
を受け取った。

October 29, 2012

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日吉駅に在る書店にて、
綾部恒雄・綾部裕子訳『通過儀礼』(岩波書店、2012年)[=Gennep, von A. "Les Rites de Passage" 1909.]、
浜本正文訳『天体による永遠』(岩波書店、2012年)[=Blanqui, A. "L'Éternité par les astres (hypothèse astronomique)" 1872.]、
を購入した。

October 28, 2012

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六本木ヒルズTOHOシネマズにて、TIFF2012プログラムのアサイヤス『5月の後』(Assayas, O. "Après mai" 2012.)を観た。
ABCにて、
ドミニク・チェン『フリーカルチャーをつくるためのガイドブック——クリエイティブ・コモンズによる創造の循環』(フィルムアート社、2012年)、
を購入した。

October 27, 2012

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Amazonで注文した、
鏡丈二/金井たつお『ロンリーロード』(Bd.1-7)、
を受け取り、それから蒲田へ、修理に出していたMD50を取りに行く。
帰りしな中原図書館へ立寄り、予約していたローティ本を借り出す。
この夜は南千住でのハロウィン・パーティに顔を出した。

October 23, 2012

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日吉に在る書店にて、
井上雄彦『バガボンド』(Bd.34)、
を購入した。

October 20, 2012

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先日パンクさせてから、快快ハウスに留めた侭となっていたMD50を取りに行った。
そこからバイク屋までをAoymさんにトラックで運んで貰った。
帰りしなに中原図書館に寄り、図書カードの更新を済ませる。
それから商店街を抜け、途中で書店に立寄り、
漫F画太郎『罪と罰』(Bd.3)、
仲正昌樹『集中講義! アメリカ現代思想——リベラリズムの冒険』(NHK出版、2008年)、
を購入した。
そのまま元住吉まで歩き抜けて帰宅する。

October 18, 2012

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日吉駅に在る書店にて、
いくえみ綾『プリンシパル』(Bd.5)、
荒川弘『銀の匙』(Bd.5)、
を購入した。

October 16, 2012

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この夜は眠れなかった。眠れないので気晴らしに、バイクで羽田まで走ろうとした。綱島街道から環八へ折れて蒲田。このまま真っ直ぐ進めば、と云うところで後輪の違和感に気付き、止まってみれば後輪のパンクしていることが分かった。暗がりに街灯の明かりを頼り手探りにタイヤを調べてみるが、釘や何かが刺さってると云うことも無い。空気圧が下がっていたのかもしれず、どうにも原因がはっきりとしないがパンクした。仕方が無い。近くに快快ハウスの在ることを思い出して此れ幸いと、Yzkくん・Aymちゃんに連絡をとり修理の日取りまでバイクを停めさせてもらうことにした。そこへまで数kmの距離を、重いMD50の車体を押しながらに歩いた。久々にとても疲れた。この疲れ方は私にとってはもう珍しくなった身体的なものだった。

October 12, 2012

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元住吉に在る書店にて、
二ノ宮知子『87CLOCKERS』(Bd.2)、
を購入した。

October 11, 2012

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日吉駅に在る書店にて、
押切蓮介『猫背を伸ばして』、
『軍事研究』(No.560, Nov., 2012.)、
を購入した。

September 29, 2012

悪魔のしるし『倒木図鑑』について

神奈川芸術劇場(KAAT)にて、KAFE9企画・悪魔のしるし『倒木図鑑』を観た。
以下、雑感を記載。後にまとめる予定。

悪魔のしるし『倒木図鑑』。快快『りんご』とは、ほぼ真逆のアプローチでKAATでの上演事実と云うモチーフを作劇プロセスの提示により表しているようにみえる。ところどころ両者に似た要素が散見され、その比較は興味深い。

チラシの『週刊 倒木図鑑』も冊子版『実録 倒木図鑑』も手に入れたので、これから目を通す。僕はこれらの成果物を、あくまで作品外のこととして取り扱おうとしているのだけれど、逆に作中でどれだけこのような外部が要請されていたかも分析してみたい。

September 28, 2012

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日吉に在る中古本屋にて、
小路啓之『来世であいましょう』(Bd.1-3)、
西島大介『凹村戦争』、
木村浩訳『甦れ、わがロシアよ〜私なりの改革への提言』(日本放送出版協会、1990年)[=Солженицын, A. "Как нам обустроить Россию" 1990.]、
中上健次『風景の向こうへ』(冬樹社、1983年)、
を購入した。

September 27, 2012

快快インタビュー・メモ(20120927)

世界劇場→イエイツ

快快が演劇を作る目的
→自分と他者の目線を欲している。

他者の目線が入っている作品を作ることが大事

他者の目線を作品に内包する。
演劇:観客の目線が前提
作品と作品を観ている人(との関係)→関係性へ?

KAATと云う場所を意識している
→快快と悪魔のしるし
→両者はどこで誰と何をやるかと云う条件が、最初に大事になる(シノダ)

"KAAT"と云う(名詞、ハコ)よりも"劇場"と云う場、場所に意味を感じる(シノダ)←言い淀みが有る

快快『りんご』と悪魔のしるし『倒木図鑑』との類縁性について
快快と悪魔のしるしとの作劇スタンスの類似
→エンターテインメントでは無い。要求されているもの、人(他人)が観たいものを作るのでは無い
→自分たちが観たいもの∩お客さんが観たいもの"の実現・擦り合わせ
→劇場に(観客が?)来ると云う行為が関係しているのでは(シノダ)
→人間(大文字の)が観たいものを作る

旧約聖書を書かねばと思った人の欲求・自分自身が抱える個人的な悩み、とか

(スケッチブックのイラスト)リンゴの芯がエレベーター

エレベータの小扉を開く=歴史のフレーミング/演劇の事実(スケブ)

エレベーターに乗っているとき、ぼーっとしている(のは何故か?)
→個人的な時間?(シノダ)

●物語の中でエレベータとは何か
1. 一時停止する時間(ポーズ)=生そのものが求めるもの
2. 移動すること(ワープ)=ポーズした先にある移動した目線(自分の感動の状況に対するメタ視点)。(目線と云うか)浮いている状態
→宙吊りの思考、普段の生活では考えないテーマ(死について)を考える
3. エレベータの機構(プレーミング)=人間それ自体が求めるもの(瞬間的なものでは無い、先に続くような、長く続くような枠組み→人生や人生観とでもしておこう)
→建物の構造を表現している。逆に言えば、1.と2.の基礎付けになっている

何の特徴も無い人(主人公格=大文字の他者の人格化したもの)がそれなりに生活することが出来ている事実
→主人公がエレベータの中で死の妄想をする楽しみ

●演劇(作品)に(対して)要求されているもの(要求するのは誰か? と問えば、それは観客であろう)
1. ポーズ=一時停止(演じ(演出手法)、KAAT(場所)、(上演)事実。演出的視点)
2. ワープ=メタ視点-観客(演出的視点)
3. フレーミング=物語をさらに包括する演劇という構造(どう云う物語なのか、劇作家の視点)

「演劇と云う"こと"が必要だった」(シノダ)

(図説では)エレベーターの小扉を開けたときに見える事実(ラスト)が演劇(おそらく作品の構造)の外側へ超えている

(スケブから)ワープ・ポーズ・フレーミングを使ってエレベータの物語を立ち上げるのでは無く、エレベータが劇場に置換される鑑賞経験を立ち上げる

●KAATにおいて(作品に対して)求められているもの
ここでの「観客」は、実際にKAATへ足を運んで快快『りんご』を観劇した、具体的な人格を指している
1. ポーズ=観ている状態
2. ワープ=〈演劇〉(括弧付き)
3. フレーミング=快快『りんご』(上演の事実)

●現実において求められてるもの
1. ポーズ=日々の出来事、きっかけ(と云うか、或るイベント)動機
2. ワープ=移動すること(他者との共感(の予感))感動
3. フレーミング=選択肢、選ばなければいけないこと、決定の身振り。もしくは、身体=〈生〉。次のイベント(前段階イベントの結果としての新たなイベント)記憶とアーキテクチャ(寧ろ強固な経験、と云うより"体験"なのか)

(シノダ)人が閉塞感を感じている時には、ポーズからフレーミングへ直結していることが多いのではないか。
→フレーミングを前提としてポーズしがちになるのではないか?(行動がアーキテクチャに規定されている)
→結果的に「ふわっと感(ワープ)」が希薄になる→ポーズした意味が消失する

現実において求められている「フレーミング」と、物語における「エレベータ(ポーズ)」とが円環として循環。「内側であり外側である」(シノダ)

エレベータの小扉の空間は、死んだり病院に担ぎ込まれたり、普段の日常的な生活のタガの外れた状態になって初めて機能するような余剰であり、この空間の使用が要請される場合には多かれ少なかれ生活が脱臼している状態である、とは言い得る。

September 26, 2012

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日吉駅に在る書店にて、
ヤマザキマリ『テルマエ・ロマエ』(Bd.5)、
を購入し、それから渋谷 TOWER RECORDS にて、
Flying Lotus "Untile The Quiet Comes"(2012.)、
同 "Cosmogramma"(2010.)、
を購入し、Logos にて、
宮崎裕助・木内久美子訳『盲目と洞察』(月曜社、2012年)、
を購入した。

September 25, 2012

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元住吉に在る書店にて、
久保哲司・岡本和子・安徳万貴子訳『ベンヤミン・コレクション6 断片の力』(筑摩書房、2012年)、
を購入した。

September 22, 2012

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Amazonに注文してた
くるり『坩堝の電圧』(2012)、
Light, M. "100 Suns"(2003)、
が届いた。

September 16, 2012

快快『りんご』について

以下、雑感を記載。後にまとめる予定。

快快『りんご』千秋楽を観た。これはとても興味深い作品だ。盆暮れ正月に家族が一同一つの場所に集まると云う、日本人にとって何気ない習慣の体験が、縁の感覚から上手く演劇へ落とし込まれているように思う。
演劇を体験すること、作品上演を観ると云う体験では無くそれがまさに演劇作品の立ち上がりとして体験されること、つまり観客が作劇を追憶するような作品だった。
観客は先ず舞台の裏側から客席へと案内される。これは演者の通る道の追憶であり、かつ上演がいわゆる舞台上だけでは無く劇場と云う建築的空間に於いて行われていることを示唆している。

※ところで今回の『りんご』は、或る種の幽霊演劇だった感もある。だが、演じの話題で、「よんちゃん」だけは役柄では無く実名として登場している為の生々しさの効果と云うのが全体的に後を引いている印象はある。

「物語」の扱いについて、それがあたかも終始が確定した全体に於ける起承転結の構成のようなものだと捉えられている感想が散見されたが、違うだろう。寧ろ結果-原因の個人的な観測が物語として整理されることの提示だと思う。
だからメタ構造なんて大仰な装置では無く、あくまで日常的な、状況に対する逡巡と保留、なしくずしにメタ化するが放棄されるような多視点くらいなものかもしれない。

とにかく演者も色々なスタッフも観客も、舞台空間と云う一つの場で一同に会する機会を持った。故に殊更、最後にシノダが泣きじゃくりながら「みんな帰れ!劇場から早く帰れ!」と言ったのが印象的だったし、それより寧ろ公演が終わっても尚、席を立つ気配の無い観客の様子が気に掛かった。

September 14, 2012

京都3日目

京都3日目

September 13, 2012

京都2日目

京都2日目

September 12, 2012

京都1日目

京都1日目

September 11, 2012

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日吉駅に在る書店にて、
『軍事研究』(No.559, Oct., 2012.)、
を購入した。
それから色々の旅支度を終えて代々木へ、高速バスに乗り込み京都へと向かった。

September 10, 2012

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Aと渋谷・イメージフォーラムにて、Assayas, O. "Carlos"(2010)を観た。

September 9, 2012

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新宿歌舞伎町にて、Ngtくんらと酒を吞んだ。

September 5, 2012

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Amazonにて注文した、
青柳祐介『土佐の一本釣り PART2 純平』(Bd.1-14)、
が届いた。

August 30, 2012

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この日は代休消化とした。昨晩Ngtくんから薦められた本を色々買おうと云う気になり、渋谷のジュンク堂へ行き、
伊藤潤二『憂国のラスプーチン』(Bd.5)、
伊藤計劃・円城塔『屍者の帝国』(河出書房新社、2012年)、
樺山三英『ゴースト・オブ・ユートピア』(早川書房、2012年)、
伊藤剛『テヅカ・イズ・デッド——ひらかれたマンガ表現論へ』(NTT出版、2005年)、
上村忠男訳『到来する共同体』(月曜社、2012年)[=Agamben, G. "La comunità che viene" 1990/2001.]、
を購入し、それから元住吉に在る書店にて、
押切蓮介『サユリ』(Bd.1, 2)、
同『おばけのおやつ』、
を購入した。

August 29, 2012

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渋谷でSdkさん、Ngtくんと酒を吞んだ。

August 28, 2012

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日吉駅に在る書店にて、
ひよどり祥子『死人の声をきくがよい』(Bd.1)、
を購入した。

August 27, 2012

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日吉駅に在る書店にて、
くらもちふさこ『花に染む』(Bd.1-3)、
を購入した。

August 25, 2012

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元住吉に在る書店にて、
西山優里子『家電の女』(Bd.1)、
を購入した。

August 23, 2012

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日吉駅に在る書店にて、
植芝理一『謎の彼女X』(Bd.9)、
を購入した。
それから中目黒でHsgさんと酒を吞んだ。

August 22, 2012

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この日はCEDECのセッションをいくつか受講した。
みなとみらい駅に在る書店にて、
山口貴由『エクゾスカル零』(Bd.3)、
を購入した。

August 18, 2012

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日吉駅に在る書店にて、
筒井康隆『ビアンカ・オーバードライブ』(星海社、2012年)、
西山優里子『ジャポニカの歩き方』(Bd.4)、
を購入した。

August 17, 2012

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元住吉の線路沿いに在る中古本屋にて、
松本零士『宇宙戦艦ヤマト』、
西山優里子『ジャポニカの歩き方』(Bd.1)、
を購入し、同じく元住吉に在る書店にて、続きの
同『ジャポニカの歩き方』(Bd.2, 3)、
を購入した。

August 16, 2012

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白楽に在る古書店にて、
中野重治『藝術に関する走り書的覚え書』(岩波書店、1978年)、
渡辺格司訳『ヒュペーリオン—希臘の世捨人—』(岩波書店、1936年)[=Hölderlin, J. C. F. "Hyperion" 1797-99.]、
石丸梧平『藝術と生活創造』(小西書店、1923年)、
を購入した。

August 15, 2012

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鶴見に在る古書店にて、
辻正信『潜行三千里』(毎日新聞社、1950年)、
を購入した。
それから、尻手に在る中古本屋にて、
藤子不二雄A『まんが道』(Bd.1-20)[Bd.21-23欠け]、
青柳裕介『土佐の鬼やん』(Bd.2-15)[Bd.1,16欠け]、
を購入した。

August 12, 2012

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ユーロスペースにてタルコフスキー特集が催されていたので、
その中から『アンドレイ・ルブリョフ』("Андрей Рублёв" 1967.)を観た。
随分気を抜いていたので、前半幾度か眠ってしまった。
それからナディフにて、
『REAR』(No.27、2011年)[特集:批評家はどこにいるのか]、
を、ジュンク堂にて、
『軍事研究』(No.558, Sep., 2012.)、
江川隆男訳『初期ストア哲学における非物体的なものの理論』(月曜社、2006年)[=Bréhier, É. "La théorie des incorporels dans l'ancien Stoïcisme" 1908.]、
木田元監訳、平田裕之・迫田健一訳『現象学の根本問題』(作品社、2011年)[=Heidegger, M. "Die Grundproblem der Phänomenologie" 1927/75.]、
を購入した。

August 11, 2012

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元住吉に在る書店にて、
滝沢聖峰『東京物語・上』、
を購入した。

August 1, 2012

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綱島に在る中古本屋にて、
松本零士『男おいどん』(Bd.1-9)、
を購入した。

July 30, 2012

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日吉駅に在る書店にて、
石黒正数『それでも町は廻っている』(Bd.10)、
を購入した。

July 29, 2012

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渋谷に在る書店にて、
『日本2.0 思想地図β』(vol.3)、
を購入した。

July 28, 2012

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父の還暦祝いに家族で伊香保温泉へ行った。

July 23, 2012

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元住吉に在る書店にて、
山田芳裕『へうげもの』(Bd.15)、
を購入した。

July 18, 2012

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元住吉に在る書店にて、
荒川弘『銀の匙』(Bd.4)、
を購入した。

July 17, 2012

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元住吉に在る書店にて、
押切蓮介『ハイスコアガール』(Bd.1, 2)、
を購入した。

July 13, 2012

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元住吉の線路沿いに在る中古本屋にて、
二ノ宮知子『天才ファミリー・カンパニー』(Bd.1-9)、
を購入した。

July 8, 2012

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Aに注文を頼んでいた本——"Apichatpong Weerasethakul: For Tomorrow For Tonight"(Irish Museum of Modern Art, 2011.)[=企画展図録]を受け取った。
学芸大駅の近くに在る古書店にて、
笹本孝訳『エブドメロス』(思潮社、1980年)[=De Chirico, G. "Hebdomeros" 1929.]、
『神まうで』(鐵道省、1933年)、
を購入した。

July 6, 2012

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帰宅路に在る近所のコンビニにて、
佐木飛朗斗・所十三『疾風伝説 特攻の拓外伝 〜Early Day's〜』(Bd.3)、
を購入した。

July 5, 2012

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日吉駅に在るCD屋にて、
Battles"Gloss Drop"(2011.)、
同書店にて、
大場つぐみ・小畑健『バクマン。』(Bd.20)、
を購入した。

July 3, 2012

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日吉に在る中古本屋にて、
小玉ユキ『坂道のアポロン』(Bd.1-9)、
を購入した。

June 24, 2012

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元住吉に在る書店にて、
木尾士目『げんしけん 二代目の参』(Bd. 12)、
を購入した。
それから、学芸大に在る古書店にて、
細谷恒夫・木田元訳『ヨーロッパ諸学の危機と超越論的現象学』(中央公論社、1974年)[=Husserl, E. "Die Krisis der europäischen Wissenschaften und die transzendentale Phänomenologie" 1954.]、
平出隆『ベルリンの瞬間』(集英社、2002年)、
を購入した。

June 16, 2012

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『竹川宣彰 2001-2012』展(@オオタファインアーツ)、
『橋本倫展』(@なびす画廊)、
『中谷ミチコ -impression-』展(@MAKI FINE ARTS)、
『高山陽介 新作展「働く私、きまぐれ彼女のスイートギフト」』(@ギャラリーハシモト)、
を観た。
その途中、六本木ABCにて、
三角和代訳『それ行け!! 珍バイク』(株式会社グラフィックス社、2012年)[=Kemp, H. "Bikes of BURDEN" 2003, 2011.]、
を購入した。

June 10, 2012

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元住吉に在る書店にて、
酒井健訳『ニーチェ覚書』(筑摩書房、2012年)[=Bataille, G. "Mémorandum" 1973.]、
佐藤優・伊藤潤二・長崎尚志『憂国のラスプーチン』(Bd.1-4)、
を購入した。

June 9, 2012

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川崎市市民ミュージアムにて『ブラウン管時代のビデオアート~ネット時代のビデオ』展を観に行く。
作品展示はDVD再生機によるブラウン管(SONY PROFEEL PRO)による上映。近頃の映像展示は専らプロジェクタや液晶モニタだから、真新しい──否、"物珍しい"感じがする。映像のグリッチが、あくまで「グリッチ感」に留まる"再現"の印象が強かった。磁気記録の劣化進行をデジタルに停止(保留)した不和をブラウン管の上に見た気がする。

それから中目黒へ行き、商店街に在る古書店にて、
埴谷雄高『思索的渇望の世界』(中央公論社、1976年)、
松代洋一訳『空飛ぶ円盤』(朝日出版社、1976年)[=Jung, C.G. "Ein Moderner Mythus——von Dingen, die am Himmel gesehen werden" 1958.]、
佐々木孝次・市村卓彦訳『ディスクール』(弘文堂、1975年)[=Lacan, J.]、
渡辺淳・沢村昂一訳『零度のエクリチュール』(みすず書房、1971年)[=Barthes, R. "Le Degré zéro de l'écriture" 1953, 1964.]、
を購入した。

June 8, 2012

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日吉駅に在る書店にて、
『軍事研究』(No.556, Jul., 2012.)、
を購入した。

June 6, 2012

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自宅近所のコンビニで、
荒川弘『銀の匙』(Bd.3)、
を購入した。

June 4, 2012

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自宅近所のコンビニで、
小畑健・大場つぐみ『バクマン。』(Bd.19)、
荒川弘『銀の匙』(Bd.1, 2)、
を購入した。

June 2, 2012

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日吉駅に在る書店にて、
いくえみ綾『トーチリング・エコロジー』(Bd.1)、
を購入した。

夕方に仕事を終えて、日吉から新宿へ、カブチネの為に歌舞伎町へ向かうも間の悪いことに入場制限で会場に入ることが出来ず、それから同じように会場の外へあぶれた人らの中に数人の知人を認めて、彼らと直ぐ近くの居酒屋へ流れた。暫くするとまた幾人かの知人らとも合流したので再び会場へ戻る。が、まだ入場制限が続く。再入場のグループとは別れて、それにもう遅い時間だったので、この後は始発が走る時間まで、都心の合間をぶらぶらと散歩して過ごした。

May 14, 2012

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日吉駅に在る書店にて、
小路啓之『犯罪王ポポネポ』(Bd.1)、
を購入した。

May 13, 2012

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晴れ。久々に銭湯へ行き、また例の如くふらふらになるまで熱湯と水風呂とを往復した。
元住吉に在る書店にて、
漫F画太郎『罪と罰』(Bd.1,2)、
かわぐちかいじ・藤井哲夫『僕はビートルズ』(Bd.9)、
を購入した。

May 10, 2012

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日吉駅に在る書店にて、
『軍事研究』(No.555、Jun., 2012.)、
を購入した。

May 5, 2012

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Aと平和島骨董祭へ行き、気に入った皿を数点買った。

May 3, 2012

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綱島にある中古本量販店にて、
"wordimagesoundplay TOMATO"(PS2, SMEJ, 2004.)、
を購入した。

May 2, 2012

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日吉駅に在る書店にて、
大場つぐみ・小畑健『バクマン。』(Bd.18)、
を購入した。

April 30, 2012

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Aと合羽橋へ行き、中華鍋と鉄お玉、ササラを買った。
帰りしな青山のABCに寄り、
大西愛子訳『ムチャチョ ある少年の革命』(飛鳥新社、2012年)[=Lepage, E. "Muchacho" 2004-2006.]、
を購入した。
帰宅してガスコンロで焼き入れ、随分と手間取る。
真ん中はすぐに鉄色になった、縁は順繰り回しながら焼いて1時間掛かった。

April 28, 2012

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元住吉に在る書店にて、
鼓直訳『族長の秋』(集英社、2011年)[=Márquez, G. "El otoño del patriarca" 1975.]、
を購入した。

April 25, 2012

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日吉駅に在る書店にて、
いくえみ綾『プリンシパル』(Bd.4)、
かわぐちかいじ『僕はビートルズ』(Bd.10)、
を購入した。

April 17, 2012

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通販にて、
『電脳戦機 バーチャロン オラトリオ・タングラム』(DC, SEGA, 1999.)、
ツインスティック、
を購入した。

April 11, 2012

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日吉駅に在る書店にて、
二ノ宮知子『87CLOCKERS』(Bd.1)、
『軍事研究』(No.554, May, 2012.)、
を購入した。

April 7, 2012

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目黒川沿いでMymさん主催の花見、それから代々木公園。
代々木公園ではまるで要領を得ず、途中でKbAさんと合流して谷中へ。
霊園の桜を脇目に見ながら歩いた。

April 6, 2012

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日吉駅に在る書店にて、
『軍事研究』(No.553, Apr., 2012.)、
麻田貞雄訳『マハン海上権力論集』(講談社、2010年)[=Mahan, A. T.]、
を購入した。

March 31, 2012

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元住吉に在る書店にて、
かわぐちかいじ『兵馬の旗』(Bd.3)、
を購入した。

March 29, 2012

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通販にて、
『スペースハリアーII』(MD, SEGA, 1988.)、
『ゴールデンアックスII』(MD, SEGA, 1991.)、
『アイ ラブ ミッキーマウス ふしぎのお城大冒険』(MD, SEGA, 1990.)、
『アフターバーナーII』(MD, 電波新聞社, 1990.)、
『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』(MD, SEGA, 1991.)、
『レッドアラーム』(VB, T&Eソフト, 1995.)、
を購入した。

March 25, 2012

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TWS本郷で荒木くんの作品をもう一度観直し、秋葉原3331に立寄りAと合流した。
それからAと共に中目黒へ移動してジンギスカンを食べ、近くに在る中古本量販店にて
MEGA DRIVE と、『ぷよぷよ』(MD, SEGA/COMPILE, 1992.)、
Kubrick, S. "Barry Lyndon"(DVD, 1975.)、
を購入した。

March 24, 2012

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元住吉に在る書店にて、
石川雅之『もやしもん』(Bd.11)、
山口貴由『エクゾスカル零』(Bd.2)、
を購入した。
渋谷に在る書店にて、
吉国浩哉訳『いまだない世界を求めて』(月曜社、2012年)[=Gasché, R. "In View of a World" 2009.]、
上村忠男編訳『関係主義的現象学への道』(月曜社、2011年)[=Paci, E.]、
久木田水生・藤原直也訳『存在しないものに向かって』(勁草書房、2011年)[=Priest, G. "Towards Non-Being: The Logic and Metaphysics of Intentionality" 2005.]、
を購入した。
それから六本木へ、アートナイトの様子を見に行く。会場でImNさんに会った。

March 20, 2012

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「かひは、もなかの皮の様に、ものを包んで居るものを言うたので、(…)此かひは、密閉して居て、穴のあいて居ないのがよかつた。其穴のあいて居ない、容れ物の中に、どこからか這入つて来るものがあると昔の人は考へた。其這入つて来るものが、たまである。」
「そして、此中で或期間を過すと、其かひを破つて出現する。即、あるの状態を示すので、かひの中に這入つて来るのが、なるである。」
「かやうに昔の人は、他界から来て此世の姿になるまでの間は、何ものかの中に這入つてゐなければならぬと考へた。そして其容れ物に、うつぼ舟・たまご・ひさごなどを考へたのである。」
「此石が、神の乗り物・容れ物と考へられた例が、段々ある。石がぢつとして居ないで、よそからやつて来る場合がある。石にたまが這入ると言ふ信仰には、たま、がよそからやって来て這入るのと、既に入つたものが他界からやつて来ると考へたのと、此二つがあつた様だ。」
「かういふ風に考へて見ると、他界からやつて来るたま、は、単に石や木や竹の様なものゝ中に宿るのではなく人自身が、ものゝ中に這入つて、魂をうけて来るのであつた。(…)即、容れ物があつて、たまがよつて来る。さうして、人が出来、神が出来る、と考へたのであつた。」
〔折口信夫『霊魂の話』(所収「民俗学 第一巻第三号」1929(昭和4)年9月)〕

March 10, 2012

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元住吉に在る書店にて、
伊藤計劃『The Indifference Engine』(早川書房、2012年)、
を購入した。

March 9, 2012

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水道橋、TWS本郷へ行き、『TWSクリエーター・イン・レジデンス・オープン・スタジオ トーキョー・ストーリー 2011』のオープニング・パーティに顔を出した。
荒木悠くんの作品が面白かったので、作品についてを短めの文章にでもまとめて、展示の会期中に公開出来ればと思う。

HDVを16mmフィルム変換した作品。質感はフィルムだがディテールは明らかにデジタルで、フレーム・ブロックノイズ・ピクセル解像度・ループと云う低画質デジタル映像の問題が一挙に現れてくる。
胡桃を咥える烏を捉えた数カットを延々ループさせるものだが、不思議と飽きない。魅力がある。映写機に取り付けられたループ・メカニズムのテンションバーの存在が興味を惹いた。

March 8, 2012

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日吉駅に在る書店にて、
大場つぐみ・小畑健『バクマン。』(Bd.17)、
を購入した。

March 7, 2012

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今後のギャラリーはどのようであるか? オルタナティブ・スペース以降、これが一段落して通俗化すれば、次には通路のような建築のギャラリーになるのではないか。屋根と床だけで、壁は無い。
もし、今の作家を志すような若者が相変わらず与えられた枠の内側にひたすら丹念な書き込みによって単に空白を埋める、空間恐怖に最も苛まれているのだとしたら、今後の有るべきギャラリーは彼らの広場恐怖を取り除くべく空き地の如き建築になる筈だ。
他方で巨視感快楽にすっかり親和した若者にとっては、残る全ての壁面だけが、彼らの唯一の展示場所になるだろう。

February 27, 2012

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いつもの幽霊考。

カルト・ヴァリユー(礼拝価値)に於ける霊能は芸道であるか?
祭りは神事であり芸道である。祭りは礼拝価値を規範として人間を単一の場へ過剰に集合させる機会である。
では、霊能により実現される"こと"は感知し得ないことの過剰だろうか?
オカルトは非-日常的であるか?
幽霊は「私」を確証するだろうか? 「私」は幽霊の外在性として、幽霊が「私」を確証することを担保するだろうか? (見かけ上は、少なからず)
幽霊を"MAD"する。MAD=Mutual Assured Destruction(相互確証破壊)。
AR体験は幽霊的であるか?
AR=Augmented Reality(拡張現実)。ではこの「拡張」は、体験に於いては「与えるもの」だろうか? それとも「与えられるもの」だろうか? 若しくは、「与えようとするもの」だろうか? 与えられたものだろうか?
ARは技術的であるが、霊能もまた技術的であるか? またはこれを技術的に解決する場合、幽霊の価値は毀損されるだろうか、又は変容するだろうか?
AR体験は亡霊的では無い、それは遅過ぎる。Ghostでは無く、SpiritやDaemonであり、それらは環境である。

February 26, 2012

"Sleepless Nights Stories"

東京都写真美術館へ行き、第4回恵比寿映画祭の上映プログラムである Mekas, J. "Sleepless Nights Stories"(2011.)を観た。

February 25, 2012

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元住吉に在る書店にて、
入江重吉・寺井俊正訳『生命の劇場』(講談社、2012年)[=Uexküll, J. "Das allmächtige Leben" 1950.]、
中原尚哉・金子浩訳『第六ポンプ』(早川書房、2012年)[=Bacigalupi, P. "PUMP SIX and Other Stories" 2008.]、
を購入した。

February 24, 2012

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日吉駅に在る書店にて、
植芝理一『謎の彼女X』(Bd.8)、
『軍事研究』(No.552, Mar., 2012.)、
を購入した。

February 19, 2012

『アントン・猫・クリ』

黄金町へ行き、快快『アントン・猫・クリ』を観た。

今回の快快『アントン』は、前回(STスポット)の時に比べるとずっとコンセプチュアルな印象だった。シノダ演出らしい湿っぽさ、情感みたいなものは消えていて、もっとポリフォニーの効果を追求している。端的に言って、役と身体性との関連はより強調される方向へ向かっている。

僕は『キレなかった〜』公演は観ていないので、あくまでSTと今回の比較になりますが、前回に比べてドキュメンタリー・パート(インタビュー)の比重が減っていたし、物語性への感情移入よりも状況の現前の方を整理していたと云う印象です。
第一部三幕目の4声パートは、前回だともっと音楽的に半ばリズムで強引に状況を立ち上げる仕方だったのですが、今回は身体性の比重を高める事でキャラの描き分けを簡便にして、その分、声=名詞の結び付け効果から立ち上がる状況の情報量を増やせている。且つ、前回よりも、役と役者の対応関係の分割や融合に演出を割いている、と云う印象がありました(この演出は『霊感少女ヒドミ』や『R時/Y時』でよく行われている)。その分、見え方としてポリフォニックな効果が分かり易くなっている分、前回よりもシステマチックに整理されていると云う感想です。

アントン、ホリゾントに映写されている字幕は、正面から見れば舞台(空間)の背景レイヤーとして重なっているように統合された見た目になるが、僕が今回観たのが側面からの位置だったので、舞台手前の演者と奥の字幕とが対分される。その分、舞台上に立ち上がる「劇状況」の空間性が薄っぺらに見えてしまうかもしれない、と云う感想は有る。正面から見た方が、演出的に再構成されたサラウンド感ははるかに効果が強い。

冒頭より、一人の演者から見た状況(主観)が舞台上に展開されるのだが、それが単にサラウンド的なのでは無く、あくまで舞台上の主観を経由した状況を鑑賞経験として立ち上げている演出が興味深い。
演者の声=名詞の音量変化は、その主観からの距離感や興味の度合いに伴って大小する。その主観を中心とした空間的な状況が立ち上がる。が、それを客席から観た際に、例えば右側から聞こえる音が即ち劇状況に於いて右側から聞こえているとは限らない。

February 7, 2012

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日吉に在る中古本屋にて、
侯孝賢"非情城市"(DVD, 1989.)、
を購入した。

February 6, 2012

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日吉駅に在る書店にて、
佐木飛朗斗・所十三『疾風伝説 特攻の拓外伝 〜Early Day's〜』(Bd.2)、
を購入した。

January 29, 2012

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自由が丘に在る古書店にて、
三遊亭円朝『真景累ケ淵』(岩波書店、1956年)、
を購入した。

January 28, 2012

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渋谷、ToweRecordsへ行き、
Oval"OvalDNA"(2012.)、
を購入した。
それから、道玄坂近くに在る台湾料理屋で、大学時代の同窓Tgw君とHzw君に会った。

January 27, 2012

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仕事明けに、飯田橋は神楽坂のアユミギャラリーへ行き、村田くん西原さんのパフォーマンスを観た。
(kikさん、Sriさん、Nkさん、Nktnさん、Mnn夫妻、Arkくんに会った)
それから渋谷へ移動し、佐々木友輔『新景カサネガフチ』上映イベントを観に行った。

January 25, 2012

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日義駅に在る書店にて、
かわぐちかいじ・藤井哲夫『僕はビートルズ』(Bd.8)、
幸村誠『ヴィンランド・サガ』(Bd.11)、
山田芳裕『へうげもの』(Bd.14)、
大場つぐみ・小畑健『バクマン。』(Bd.16)、
藤井貞和編『折口信夫古典詩歌論集』(岩波書店、2012年)、
を購入した。

January 24, 2012

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仕事が終わってから、浅草橋に在る天才算数塾へ行き、悪魔のしるしの新年会に参加した。
帰路、終電の時間で、三田からの接続に失敗したようで駅から放り出された。
仕方なし、久々に歩くかと、三田から品川、五反田を経て、とぼとぼと中原街道沿いに歩く。
洗足池まで2時間、自宅まで3時間ほどの行程だった。

January 11, 2012

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日義駅に在る書店にて、
いくえみ綾『プリンシパル』(Bd.3)、
『軍事研究』(Vol.551, Feb., 2012.)、
を購入した。

January 5, 2012

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日吉に在る書店にて、
ハルロド作石『7人のシェークスピア』(Bd.6)、
を購入した。