Mozart の悪魔は、彼の音楽が
まるで演奏者のどのような解釈をも受け入れている「かのように」みえて、
そう思うや忽ち世界は Mozart の音楽が
充溢していると感じられることに在る。
擦り切れても、もの言わぬ Mozart は常に Mozart である。
つまり全き Mozart は神からすらも離れて Mozart である。
世界には唯一人彼だけが在るが、又、
私はそのような世界にも住まうのだ。
December 27, 2006
雷鳴のあとに
時刻: 06:28
label: composition