June 9, 2018

untitled

日本の古本屋にて注文していた、
中村真一郎『木村蒹葭堂のサロン』(新潮社、03/2000)、
を受け取った。

香月恵介×HouxoQue『NOUMENON』展(TAV Gallery)を観に行った。
秋山くんが立てた仮設壁によって向かい合わせに設置された2人の作品が
思った以上に空間にはまっていて見応えがあった。
当初、「2人の作品が向かい合わせに設置され」とだけ聞かされたときにはQueくんの作品の方の悪目立ちを想像したが、
しかしそうはならなかったところに「言われてみればそうだった」という頓知のような見せ方のおかしみがあった。
香月くんは以前G24Sのときにも作品にカラーチェンジャー・フラットライトで作品に照明を当てていたことがあったが、
他方でQueくんの「16,777,216views」シリーズは60fpsのカラーチェンジャーでるとも言える。
負けるどころか逆にQueくんの作品を展示照明として機能させてしまう香月くんの作品の見せ方があり、それで両者が拮抗してくる。
本展企画の飯盛くんの狙いの上手さが光った。

『アーギュメンツ #3』(2018.)、
を得た。