この日は午前休を取り、精密検査の診断結果を聞く為に近所の総合病院へと向かった。
その結果は「心配ないから気にするな」だった。
随分とあっさりした応えだったものだから、呆気にとられ二の句に詰まった。
だが、あれだけ。何やかやと検査をし、その上で何も不調が無いというのは信じ難い。
寧ろあれだけの検査をしても尚、健康である、というお墨付きをうけたような気分であっても良さそうなものであるが、然しそのような心持ちには到底成り得ない。
せめて、——なるべくならば軽度の——不調でも見付かれば易々と腑に落ちるのだろうに。
元住吉の線路沿いにある中古本屋にて、
森博嗣『クレィドゥ・ザ・スカイ』(中央公論新社、2008年)、
それから、元住吉の別の中古本屋にて、
島田雅彦『エトロフの恋』(新潮社、2007年)、
志賀直哉『小僧の神様 他十篇』(岩波書店、1928年)、
同『清兵衛と瓢簞・網走まで』(新潮社、2007年)、
を購入した。
November 13, 2009
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