December 11, 2010

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国立新美術館にて『ゴッホ展』を観て、それから 21_21 DESIGN SIGHT で『REALITY LAB 再生・再創造』展を観た。
前者は大して面白くは無かったから、気晴らしと云う感じだった。休日と云うことも、会期終盤と云うこともあってか、客足は盛況だった。誰もがゴッホの絵を近付いて見ている。作品の直ぐ傍にまで寄って人だかりで見ているのは驚きで、きっと彼(女)らのこの日の夜の夢には筆触のお化けが現われるに違いないと思った。『マルメロ、レモン、梨、葡萄』と『アルルの寝室』を楽しんだ。
後者では、ドキュメンタリ映像が中々楽しめた。この映像を見た後では、実際に布地に触れて、どのような工夫が有ったのかを確かめてみたくなる。映像の構成の仕方は退屈であったけれども、内容は興味深かった。然し、前室の鉱石に関する展示はよく分からなかった。
夕食は六本木の裏露地に在るタイ料理屋で済ませた。この店の店長は、良く気の利く好青年だ。
電車での帰りしなに自由ヶ丘の中古本量販店に立ち寄り、
江川達也『日露戦争物語』(Bd. 6-10)、
を購入した。Aも 吉住渉『ハンサムな彼女』を全巻買っていたので、寝る前には二人でそれらを読んだ。