いつもの幽霊考。
カルト・ヴァリユー(礼拝価値)に於ける霊能は芸道であるか?
祭りは神事であり芸道である。祭りは礼拝価値を規範として人間を単一の場へ過剰に集合させる機会である。
では、霊能により実現される"こと"は感知し得ないことの過剰だろうか?
オカルトは非-日常的であるか?
幽霊は「私」を確証するだろうか? 「私」は幽霊の外在性として、幽霊が「私」を確証することを担保するだろうか? (見かけ上は、少なからず)
幽霊を"MAD"する。MAD=Mutual Assured Destruction(相互確証破壊)。
AR体験は幽霊的であるか?
AR=Augmented Reality(拡張現実)。ではこの「拡張」は、体験に於いては「与えるもの」だろうか? それとも「与えられるもの」だろうか? 若しくは、「与えようとするもの」だろうか? 与えられたものだろうか?
ARは技術的であるが、霊能もまた技術的であるか? またはこれを技術的に解決する場合、幽霊の価値は毀損されるだろうか、又は変容するだろうか?
AR体験は亡霊的では無い、それは遅過ぎる。Ghostでは無く、SpiritやDaemonであり、それらは環境である。
February 27, 2012
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時刻: 00:00
label: 〈編集中〉, memorandum
February 26, 2012
"Sleepless Nights Stories"
東京都写真美術館へ行き、第4回恵比寿映画祭の上映プログラムである Mekas, J. "Sleepless Nights Stories"(2011.)を観た。
時刻: 00:00
label: 〈編集中〉, about_Cinema, memorandum, review
February 25, 2012
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元住吉に在る書店にて、
入江重吉・寺井俊正訳『生命の劇場』(講談社、2012年)[=Uexküll, J. "Das allmächtige Leben" 1950.]、
中原尚哉・金子浩訳『第六ポンプ』(早川書房、2012年)[=Bacigalupi, P. "PUMP SIX and Other Stories" 2008.]、
を購入した。
時刻: 00:00
label: booklist, memorandum
February 24, 2012
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日吉駅に在る書店にて、
植芝理一『謎の彼女X』(Bd.8)、
『軍事研究』(No.552, Mar., 2012.)、
を購入した。
時刻: 00:00
label: about_Manga, booklist, memorandum
February 19, 2012
『アントン・猫・クリ』
黄金町へ行き、快快『アントン・猫・クリ』を観た。
今回の快快『アントン』は、前回(STスポット)の時に比べるとずっとコンセプチュアルな印象だった。シノダ演出らしい湿っぽさ、情感みたいなものは消えていて、もっとポリフォニーの効果を追求している。端的に言って、役と身体性との関連はより強調される方向へ向かっている。
僕は『キレなかった〜』公演は観ていないので、あくまでSTと今回の比較になりますが、前回に比べてドキュメンタリー・パート(インタビュー)の比重が減っていたし、物語性への感情移入よりも状況の現前の方を整理していたと云う印象です。
第一部三幕目の4声パートは、前回だともっと音楽的に半ばリズムで強引に状況を立ち上げる仕方だったのですが、今回は身体性の比重を高める事でキャラの描き分けを簡便にして、その分、声=名詞の結び付け効果から立ち上がる状況の情報量を増やせている。且つ、前回よりも、役と役者の対応関係の分割や融合に演出を割いている、と云う印象がありました(この演出は『霊感少女ヒドミ』や『R時/Y時』でよく行われている)。その分、見え方としてポリフォニックな効果が分かり易くなっている分、前回よりもシステマチックに整理されていると云う感想です。
アントン、ホリゾントに映写されている字幕は、正面から見れば舞台(空間)の背景レイヤーとして重なっているように統合された見た目になるが、僕が今回観たのが側面からの位置だったので、舞台手前の演者と奥の字幕とが対分される。その分、舞台上に立ち上がる「劇状況」の空間性が薄っぺらに見えてしまうかもしれない、と云う感想は有る。正面から見た方が、演出的に再構成されたサラウンド感ははるかに効果が強い。
冒頭より、一人の演者から見た状況(主観)が舞台上に展開されるのだが、それが単にサラウンド的なのでは無く、あくまで舞台上の主観を経由した状況を鑑賞経験として立ち上げている演出が興味深い。
演者の声=名詞の音量変化は、その主観からの距離感や興味の度合いに伴って大小する。その主観を中心とした空間的な状況が立ち上がる。が、それを客席から観た際に、例えば右側から聞こえる音が即ち劇状況に於いて右側から聞こえているとは限らない。
時刻: 00:00
label: 〈編集中〉, memorandum, review, theatricality/performance
February 7, 2012
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日吉に在る中古本屋にて、
侯孝賢"非情城市"(DVD, 1989.)、
を購入した。
時刻: 00:00
label: about_Cinema, booklist, memorandum
February 6, 2012
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日吉駅に在る書店にて、
佐木飛朗斗・所十三『疾風伝説 特攻の拓外伝 〜Early Day's〜』(Bd.2)、
を購入した。
時刻: 00:00
label: about_Manga, booklist, memorandum