February 27, 2012

untitled

いつもの幽霊考。

カルト・ヴァリユー(礼拝価値)に於ける霊能は芸道であるか?
祭りは神事であり芸道である。祭りは礼拝価値を規範として人間を単一の場へ過剰に集合させる機会である。
では、霊能により実現される"こと"は感知し得ないことの過剰だろうか?
オカルトは非-日常的であるか?
幽霊は「私」を確証するだろうか? 「私」は幽霊の外在性として、幽霊が「私」を確証することを担保するだろうか? (見かけ上は、少なからず)
幽霊を"MAD"する。MAD=Mutual Assured Destruction(相互確証破壊)。
AR体験は幽霊的であるか?
AR=Augmented Reality(拡張現実)。ではこの「拡張」は、体験に於いては「与えるもの」だろうか? それとも「与えられるもの」だろうか? 若しくは、「与えようとするもの」だろうか? 与えられたものだろうか?
ARは技術的であるが、霊能もまた技術的であるか? またはこれを技術的に解決する場合、幽霊の価値は毀損されるだろうか、又は変容するだろうか?
AR体験は亡霊的では無い、それは遅過ぎる。Ghostでは無く、SpiritやDaemonであり、それらは環境である。