September 27, 2015

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元住吉に在る書店にて、
いくえみ綾『太陽が見ている(かもしれないから)』(Bd.2)、
久住昌之・谷口ジロー『孤独のグルメ』(Bd.2)、
を購入した。

September 20, 2015

川村元紀『牡蠣座』展

日暮里に在るHIGURE 17-15 casにて、川村元紀『牡蠣座』展のOPパーティに顔を出す。
見知った顔が集まっている。展示は1階と2階。
1階には川村作品としてはニュートラルなもの、2階には絵画系の作品が展示されている。
1階のインスタレーション作品は絶えず顔馴染みらにより「ああだこうだ」と配置が変更されていく。
川村くんはそれに対して始終「許容できるか/否か」の問答をしている。
作品の形態的な脆弱さよりも、川村くんのナイーブさをいかに尊重するか、といったパフォーマンスにも見える。
2階に展示された絵画作品群にはアーティストトーク的に解説が加えられた。
いや、寧ろ強い問答といったふうに、川村くんに対して来場者らからの愛の叱咤が投げ掛けられる。彼は愛されている。

今回の絵画作品のコンセプトとして解説されたのは、「カンバスの貼り方が分からない人が描いたカンバス画」「画中画。例えば漫画の中で優れた作品としてそれが提示されるとき、それ単体で抜き出した場合には不味い絵だとしても、作品世界内に於いては優れた作品として扱われる」という2つの構造のことだ。
そのどちらもが"アウトサイダー的"という言葉でそう言われた。
が、これら2つの要素が作品の一体性として充足されているようには、僕には思えなかった。前者と後者は別の構成に列する、つまりバラバラな要素にみえた。
前者は、どちらかといえば川村作品における"いつもの態度"、絵画作品の支持体をどう展示するかという試行錯誤に通じている。
今回独特の要素として提示されているのが後者の要素である。
それは絵画内の構成において既に充足されているので、カンバスの張り方が通常のものだったとしても十分に成り立つだろう。
そうでなければ、絵画内で発揮された美的関心が当然カンバスの張り方にも発揮される筈であるが、そうではない、という矩形の矛盾が生じているように思えるからだ。
(画中画の画枠の矩形では角が扱われているのに、カンバスの木枠は角がはみ出して交差している)
ゆえに、ここで導入されるのは第三の基準、即ち作品が成立するストーリーということになる。シミュレーショニズムにも見えるが、もっとバラバラな成り立ちである。
いうなれば"川村くんのナイーブさをいかに尊重するか"であるが、そう言ってしまうならまた却って飛躍にもなってしまう。

それから駅近くの中華料理屋にて小規模な二次会をした。

September 18, 2015

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TGS視察のため幕張メッセへ行く。

今年のTGSはどうも低調な印象があった。
全体的に華やかさが無いというか、ブースに高さがなく低い位置感で構成されている感じが、どうにも空間的にスカスカな感じを生じさせていた。
逆に撮影向けのオブジェなどは去年よりも増えていた。

ブース造形に圧倒的に力が入っていたのはCygames、SCEIやKTは相変わらず。
また仕事柄ブースの照明設計はやはりチェックしてしまう。というのも、広報的には観客がスマフォのカメラで撮影した写真がSNSで拡散される、ということは当然考慮されなければならないが、ブースの照明設計がスマフォの撮像能力に適合していないのをよく見掛ける。つまり反射光が不足しているのが気になるのだ。
今年はオブジェ展示が増えていただけに、この照明問題は目立つ。Cygamesのコスプレイヤー展示は前明かりが十分に確保されて撮影しやすい。それ以外は適正なコントラストが得られず、白飛び黒潰れし易い照明設計だったのが勿体なかった。

もう一つある。近年ゲーム業界ではVRコンテンツに対する高まりがあり、個人的にもいつブレイクするのか・どうやってブレイクさせようか、という点は非常に興味深く思っている。当然そういう高まりはイノベーターの発言やゲーム系ニュースサイトなどでゲーム・ファン層に向かって発信されている。だから今年のTGSもそういう情報だけ見ているとARコンテンツが盛んになっているように感じられる。が、実際には試遊する機会がかなり限られていて(それはHMDによる試遊を前提としているゆえに多人数でのプレイ共感を発生しにくいという制約も大きい)、会場でARコンテンツに触れることができるゲーム・ファンは少ないだろう。これは業界とファン層との明らかなギャップだと思われる。「どうも流行っているらしいのに実際に体験することができない」というのがVRコンテンツの現状であり、VRの商業化が足踏みしている理由である。つまり、VRの魅力は体験しなければ分からないが、その機会は圧倒的に少ない、という問題がある。

TGS会場で梅さんと合流して南船橋IKEAに呑みに行った。
僕にとっては”初IKEA”だ。中々楽しめた。カップルで行くと楽しめる場所だというのがよく分かった。IKEAは内装の部材とかが尽くモジュール化されていて、その合理性に、日本のものではないプロダクトデザインの他国的な精神性を感じてショックを受けた。
ナンパした女の子との二回目のデートで行きたい。色々回った後、何の気なしに「IKEA行こうよ」って、IKEA呑みして、二人でベットなんか観て気を持たせたりして、最高にバカだな、というようなプロットを即座に思いついた。
”made in china”がダサいかダサくないかのデザイン的”決死の跳躍”っぽさ。そこに成功してるからこそ、ユニクロやMUJIにあるみたいなダサさにギリギリ陥ってないんだろう、というセンスに感動した。

September 11, 2015

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中野坂上に在る書店にて、
ヤマザキマリ/とり・みき『プリニウス』(Bd.3)、
『現代思想』(Vol.43-13, Sep., 2015.)[特集:絶滅 人間不在の世界]、
『軍事研究』(No.595, Oct., 2015.)、
を購入した。

September 10, 2015

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新宿に在る書店にて、
ハマザキカク『デスメタルアフリカ』(パブリブ、2015年)、
を購入した。

September 6, 2015

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Amazonにて注文していた、
岩重孝『ぼっけもん』(Bd.1-14)、
田中圭一『神罰』、
同『死ぬかと思ったH』、
同『死ぬかと思ったWH』、
を受け取った。

September 5, 2015

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Amazonにて注文していた、
田中康弘『山怪 山人が語る不思議な話』(山と渓谷社、2015年)、
松原岩五郎『最暗黒の東京』(岩波書店、1988年)、
横山源之助『日本の下層社会』(岩波書店、1949年)、
西山英一訳『夜の軍隊』(早川書房、1970年)[=Mailer, Norman "The Armies of the Night" 1968.]、
山西英一訳『彼女の時の時』(新潮社、1968年)[=Mailer, Norman "The Short Fiction of Norman Mailer" 1967.]、
『MaltineBook』(SWITCH、2015年)、
を受け取った。

武蔵小杉に在る書店にて、
たかみち『百万畳ラビリンス』(上・下)、
を購入した。

September 4, 2015

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中野坂上に在る書店にて、
『現代思想』(Vol.43-13, Sep., 2015.)[特集:絶滅 人間不在の世界]、
を購入した。

それから新宿にて前職の同僚のSmzさんと待ち合わせて酒を呑んだ。