February 12, 2018

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渋谷駅から六本木通りを歩いて途中で右に折れると國學院大學の博物館に辿り着く。
折口信夫の書斎が展示されていると聞いて観に来た。撮影は禁止だった。
それは残念だったが、しかし、やはり感じ入るものがあって暫しじっくりと見入ってしまう。
この博物館には初めて入ったのだけれど、やはり國學院だけあって自分の興味に近い、面白い内容だった。
すぐ近くに在る渋谷区文学館には奥野建男先生の書斎が在る。
代わりにその写真を撮ろうと思って久々に立ち寄った。
そこから常陸宮邸の脇を抜け、骨董通りの方へ折れて銀座線の表参道駅へ。浅草へ向かう。

浅草に着いたときはもう16時をちょっと過ぎていたと思う。
先ずは浅草文化観光センターの展望テラスへ行き、暫く写真を撮る。
それから仲見世通りの裏を歩き、伝法院通りからホッピー通りを抜けて、
最近発見されたと報道があった、凌雲閣の遺構の出た工事現場へと足を向ける。
「これが凌雲閣か」の感慨深く、実に様々な小説や絵などに登場する凌雲閣が、
まさにこれであるかという興奮が沸き起こる。
ひとしきり遺構を写真に収めて、そのすぐ脇にあるラーメン屋にて遅い昼食をとり、
まだ観光センターに登ってまた暫く夜景を撮る。
それから上野の方へダラダラと歩いて日比谷線に乗って帰宅した。