May 21, 2008

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 今日は昼過ぎに日吉での用事を済ませた後、東急東横線で渋谷へと行き書店を巡った。
書店では、
Agamben, G.『スタンツェ——西洋文化における言葉とイメージ(Stanze)』、
Derrida, J.『条件なき大学(L’Université sans condition)』、
同『マルクスの亡霊たち——負債状況=国家、喪の作業、新しいインターナショナル(Spectres de Marx: L'etat de la dette, le travail du deuil et la nouvelle Internationale)』、
Negri, A./Hardt, M.『ディオニュソスの労働——国家形態批判(Labor of Dionysus: A Critique of the State-Form)』
などを手に取り、流し読みをする。
どれもこれも今直ぐに読みたくて仕方が無い。が、それらの購入は見合わせた——読む為の時間が無いと云うよりも、寧ろ購入する為の持ち合わせが無かったからだ。(人文書の類いは屢々、購入するには高価過ぎるということがある)
散々に悩み抜いた挙げ句に
『ロベスピエール/毛沢東——革命とテロル』(長原豊・松本潤一郎訳、河出書房新社、2008年)[=Zězěk, S. "MAO Tse-Yung, THE MARXIST LORD OF MISRULE and ROBESPIERRE, OR, THE "DIVINE, VIOLENCE" OF TERROR" 2007.]
を購入する。
と云うのも、やはり Melville, H. "Bartleby the Scrivener" に関する記述に惹かれたからだった。

 それから快快『ジンジャーに乗って』のソワレを観る為に王子へと赴く。会場で初音さんに遇う——前回『霊感少女ヒドミ』公演の後、新宿2丁目で呑んだ時以来久々であったから、彼女と歓談しながらも私は心底すっかり舞い上がってしまった。少しだけ幸せな気分になった。