May 31, 2013

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この日は職場の新人歓迎会の為に横浜へ行った。
ウィスキーとは名ばかりの、香料をアルコールで割ったようなひどい酒を久々に口にした。

May 28, 2013

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この日は風邪で寝込んで仕事を休んだ。
午後になって、病気の嫌な汗をかきながら、やっとこ医者へ辿り着き薬を貰った。

May 27, 2013

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この日は体調不良の為に早退した。
日吉駅に在る書店にて、
西山優里子『ジャポニカの歩き方』(Bd.7)、
植芝理一『謎の彼女X』(Bd.10)、
を購入してなるべく足早に帰った。

『ジャポニカの歩き方』最終巻を読んで、ふと思い出したのはタイに住んでいたときに経験したクーデター——1992年「暗黒の5月」のことだ。他国のクーデタを実際に体験する価値。他国で全国的に味わう外国人としての政治的不便さ。もうそれが起これば忽ちに自分は外国人だということを、改めて明白にされる。習慣に対して不意にあらゆる仕方の線引きを都度検討せねばならない自覚の興りは、やはり一度は体験してみないことには身に付かないものだろうと思った。

May 26, 2013

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飯田橋に在る日仏学園へ行き、藤田さんの展示の為に照明の設置作業をした。

May 24, 2013

渋谷慶一郎『THE END』@Bunkamuraオーチャードホール

渋谷でn君と待ち合わせて、渋谷慶一郎『THE END』の マチネを観た。

この作品を僕は擁護しにくいと感じる。
オペラでも無ければ演劇でもない。かなり映像的な作品だった。そのため、舞台空間の立ち上がり方と、特に舞台上手奥の箱(演奏ブース)になぜエモい演出がされていたのか、ちぐはぐな印象を受ける。その端緒は終劇でスクリーン右下に投影される"The End"の文字、これだ。
オペラと言うには和声がないし、演劇というには舞台の立ち上がりが無い。あれをアリアとしてオペラと言ってもよいかもしれないが、では映像上映と何が違うのか?
あれがどのように"オペラ"だったのか、どれほどオペラとして受容することに蓋然性があるかが単純に疑問で、私にはよく分からなかった。
例えば、最も最近に陳腐化しつつある映像の乗り越えとして、あの作品のオペラ性が機能し得るか、という問題は有り得るか?
もし形式的にはオペラ性を満たしていたとして、ところでオペラには音楽的要素以外の、演劇的な舞台空間性はそれほど必要とされないのだろうか? 舞台空間としてみたときに、空間の立ち上がりの薄っぺらさが気になった。
観劇後にスイガドウさんから聞いたところに寄れば、YCAM公演ではピアノ・パートの前に渋谷氏がおもむろに舞台上を去るシーンがあったとのこと。それならあのエモい演奏ブースの意味が分かる。まさに映像である演者としての初音ミクの身体を、演奏者の生身が担保するかたちになるからだ。
が、東京公演ではその生身性は感じられなかった。今回も同様に、渋谷氏がブースから退場する動きはあるようなのだが、それは演出に絡んでなくて客席からは全然分からない。演劇的視座でみると、あの空間はブース以外は真空で用途が無く、ブースもプロジェクションされてて舞台から独立しているとは言えず、結果的に映像のレイヤーが2枚ある感じだった。結果として手前のスクリーンと奥の三面スクリーンとの間の空間はスカスカだったので、それほど意味深いものにはなり得なかったのだと考える。

夜にバルトから帰国したkgch君がウォトカを持って自宅に遊びにきて、そのまま時差呆けの解消に翌朝まで眠っていった。

May 20, 2013

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日吉に在る書店にて、
ハロルド作石『RiN』(Bd.1)、
高橋慶太郎『デストロ246』(Bd.1, 2)、
を購入した。

May 19, 2013

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この日は中野へ行き、rbtくんの主催するGFAに参加した。
血の滴る赤い肉を食べた。

May 18, 2013

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TWS青山でのオープンスタジオへ行く道すがらに在る古書店にて、
辻直四郎訳『リグ・ヴェーダ讃歌』(岩波書店、1970年)、
を購入した。Aymちゃんの展示スペースへ行き、快快メンバーとも顔を合わせたあと、
他の展示も軽く観て回ったあとにABCへ行き、
東浩紀『サイバースペースはなぜそう呼ばれるか+』(河出書房新社、2011年)、
を購入した。
それから駒込へ行き、Sskさんと酒を吞みながら歓談した。

May 12, 2013

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原宿KINEATTICへ行き、佐々木友輔くんの最新作『土瀝青 asphalt』を観た。
長いかと感じたが、思ったよりも長くなかった。
きっと『新景カサネガフチ』と同じくらいかと思ったが、それよりは1時間ばかり長かったのだ。

上映後の軽い打ち上げに顔を出した。

May 10, 2013

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定時上がりで日吉駅に在る書店へ行き、
二ノ宮知子『87CLOCKERS』(Bd.3)、
『軍事研究』(No.567, Jun., 2013.)、
を購入し、新宿へと向かう。
Inkさんが主催するオフ会に参加した。
二次会にも参加して明け方まで頑張っていたが、ふと途中で眠りこけてしまった。

May 8, 2013

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この日は仕事上がりに元住吉でiorさんと待ち合わせ、居酒屋で酒を吞んだ。
頼んでいた『筑波批評』(2013年春号)を受取る。

May 6, 2013

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綱島に在る中古本量販店にて、
支倉凍砂『狼と香辛料』(Bd.6-9)、
を購入した。
それから元住吉に在る書店にて、
藤井太洋『Gene Mapper -full build-』(早川書房、2013年)、
伊藤計劃『伊藤計劃映画時批評集1』(早川書房、2013年)、
同『伊藤計劃映画時批評集2』(早川書房、2013年)、
を購入した。

May 5, 2013

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横須賀・衣笠に在る、カスヤの森現代美術館にて、橋本倫さんの個展『初國 〜未生以前〜』を観る。
『未生以前〜スサノオの内部構造I』が最も良かった。赤・金の両眼に、立ち込めて滴る雲は彼の長い鼻か。
今回、真っ先に目に付いたのは金箔の使用。以前に橋本さんが、なびす画廊での個展でお会いしたのときに「金箔が」と仰っていたのはこれかと気付く。絵の具の金色では表れない、画面上の異質な奥行き感が金箔が用いられた平板な箇所には生じる。『初國』や『大神威』シリーズのような、桃色のファンシーな色使いの作品を見たのは初めてだろう。

May 4, 2013

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帰京。帰宅して、Amazonにて注文していた、
田中一江訳『シップブレイカー』(早川書房、2012年)[=Bacigalupi, P. "Ship Breaker" 2010.]、
『現代思想』(青土社、Vol.39-10、Jul.、2011年)[特集:海賊 洋上のユートピア]、
『表象07』(月曜社、2013年)[特集:アニメーションのマルチ・ユニヴァース]、
を受取った。