三崎にて催されている『下町ワンダートリップ』に星田くんが出展しているとのことで、それを観に行った。
先ずは三崎口駅から城ヶ島までバスで行き、そこから写真を撮って回りながら三崎まで歩いた。
星田くんの作品は倉庫に展示されていた。
中々うまく出来ていて、暗い倉庫に入ると暗順応で目が慣れないから自然と、空間内で最も明るい対象である集魚灯に目が向く、でもそこから目を離さない限りあの薄暗い月に気付くことはない。暗さに目が慣れてくると月が見える。
そういう月との出会い方、「ふと見上げたら月が在った」というような具合を、照明の操作によって誘導しているのは面白いと思った。
それほど広くない空間で、あのシンプルさで、紛れもなく「月が在った」という距離感を表現してみせているのだから中々のスケール感があった。
March 3, 2018
untitled
時刻: 00:00
label: 〈編集中〉, about_Art, memorandum, review