東京美術館で行われている
「狩野探幽」展に行く。
大和絵の空間表現は主に等角図法的な処理をなされるが、
そこには明らかに平面処理と立体処理とが併用されている事に目点を置いた。
ここで一枚の絵に関して、立体的な空間に平面処理された視線が貫入されている事に気付く。
また他の作品に於いて、この点が意図的である事に関しての数点の証拠を発見することなった。
理論的発展の可能性がある、面白い収穫を得た。
November 30, 2002
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時刻: 00:00
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November 29, 2002
November 28, 2002
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多摩美術大学現代芸術資料センターにおいて定例のディスカッションが行われた。
寝起きは15:00、
この為に大学へ向かう。
前半はDec14のシンポジウムに向けての勉強会的なもの、
後半は主にその進行に関してであった。
岡崎乾二郎に関しての知識は薄いのだが、
ある程度議題を提示する事が出来て、よかったのではないかと思う。
その後羽村へ向かい、2月公演の打ち合わせも兼ねた呑み会に参加した。
時刻: 00:00
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November 27, 2002
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SuperColliderを久々に見つけた。
1月頃軽く調べてからそのまま忘れていたのだが、どうやら3月頃にfree化したらしい。
主にtextベースであるがGUIを作成する事も出来る。
Max/MSPよりはプログラマ寄りと言ったところか、CSoundよりは取っ付き易いと思う。
ちなみにfree化の経緯は、"作者のJames McCartney氏が「大手果物会社」に就職した為"だそうだ。
遅れながらも、おめでとう。 :-p
時刻: 00:00
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November 26, 2002
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PowerBookにて再挑戦。
どうやらTck/ckのVerが違っていたらしい、今度はすんなりと運ぶ。
./configure、makeまではうまくいくのだが、make installが成功しない。
暫く諦め、暇な時に調べてみる事にする。
時刻: 00:00
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November 25, 2002
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jMaxがUpdataされたようなので、再びコンパイルしてみる。
# ちなみに、jMax2.6.0にはInstallerの部分にBugがあるようだ。
やはり駄目、どうもうまくいかない。
素直に諦め、代わりにPureDataをコンパイルしてみる。
tck/tkが必要らしいので、見付けてinstallするが
途中でPowerMacが凍った。
やむなく再起動、OS9が壊れた。
時刻: 00:00
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November 24, 2002
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演劇の様な時間芸術において、一体どの部分が面白味を含むか。
あくまでストーリーなのだろうが、その見せ方などと兎や角言うのがそうかも知れん。
しかしながらこういったものは、必ずしもその瞬間が面白いと言うものでもない。
その面白味は高低であり、その流れである。
ストーリーには性格上緩慢があり、時にそれを読み飛ばしたくなる。
観劇中などは椅子に縛り付けられこれを見続けなければならない、
非常に苦痛である。
時刻: 00:00
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November 23, 2002
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他人と自分の美術観について話をする事は、
即ち宗教の勧誘に似ているのではないか、と思った。
お互いは本質的には交わらず、
これは言語の記述性に限界があるという話で、
勿論、芸術表現が記述性に於いて優位であるかとも疑問であるのだが。
時刻: 00:00
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November 22, 2002
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芸術祭公演の打ち上げに行く。
体調は悪く無い。
今日こそしこたま呑んでやろうと息巻いていたのだが、
サワー、カクテル類のアルコールが薄い。
これでは腹に水が溜まるだけである。
仕方が無いので、後は延々コーラを飲み続けた。
途中から後3時間程まで、右手親指が痺れるという
あまり笑えない事が起こった。
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November 21, 2002
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先日"千のプラトー"を借りたのだが勿論読み終わらず、
大学の図書館に返却し、変わりに仮面についての本を数冊借りた。
最近公演の小道具にと(趣味性も兼ねつつ)、能面を打とうと考えているのだが、
暫くは廃材を彫刻刀で彫って練習する事とする。
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November 20, 2002
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煙草を吸いたくなったが一本も無い。
空箱を数箱集め、中に残った粉を集めて新聞紙で巻き、それとした。
鼻先で新聞紙が燃えるので、
煙たく、旨いものではなかった。
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November 19, 2002
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なんとなく、映像理論史をサボってデザイン原論に出席した。
大抵来る情報デザイン科の教授達にはいつも苛立たしい気分を喰らっているが、
今日は珍しくプロダクトデザイン科の教授が来た。
講議が押した為、個人的に質問をしに行ったのだが、
僕のおかしな質問にも快く答えてくれたことに感謝したい。
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November 18, 2002
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古本屋でMac関連の書籍などをまとめ買いした。
"InsideMachintosh Volumes l&ll"('88) Apple Computer,Inc.
当時のMacintoshソフトウェア開発の手引き書。
Pascalおよびアセンブラ言語での記述である為、当分開く事は無いだろう。
"HumanInterfaceGuidelines:TheAppleDesktopInterface"('89) Apple Computer,Inc.
AppleDesktopInterfaceの設計思想、および開発の背景に関する記述が収められている。
探しに探していた、GUIに関する本。
"HyperCard ScriptLanguageGuide"('91) Apple Computer,Inc.
HyperCardの記述言語であるHyperTalkに関する本。
これは手元にソフトウェアがあるので、たまに遊んでみようかと思う。
他には、
"カッコウはコンピュータに卵を産む(上/下)" Clifford Stoll、
"MITの人工知能" W.Eric L.Grimson & Ramesh S. Patil。
今回どれも100円であったので、あまり考えずに買った。
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November 17, 2002
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imageForumにて、
「FADE into MOVEMENTS」を見る。
五島一浩の"FADEintoWHITE"シリーズ、
極端なコントラストによるプリミティブなCG表現によって、質感や量感を意識させる。
かえってそれが真新しい。
佐藤義尚の作品に関して、
間、細かな疑問も浮かぶ(これは五島の作品にも共通する)が、音によって見られる作品である。
面白い。
しかしながらどちらも興味的な対象でしかなく、終いは冗長で飽きがきた。
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November 16, 2002
November 15, 2002
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なりゆきもあって、友人2人とともに東京画廊に行く。
菅木志雄についての知識は講議の中でのものでしかなかったが、
そんなものを軽く凌駕してしまう世界だった。
久々に美術界の前進を見られたという思いからも、
満足だ。
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November 14, 2002
November 13, 2002
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日韓中教授作品交流展が行われるということなので赴く。
2:00から学内メディアホールでの学術公演は聞き逃す。
展示作品に関しては、
鮮烈さに欠け、安定し、良くも悪くも手慣れた感じがする。
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November 11, 2002
November 10, 2002
November 9, 2002
November 7, 2002
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作品の材料を拾いに工芸科の金属捨て場に行き、めぼしい金属片を2、3拾った。
その後自宅で500W球の点灯チェックとする。
思っていた以上にその熱量は凄まじく、
案の定周辺のプラスチックが溶け出した。
直視すると目に焼き付き、
網膜でフィラメントの影が輝き続ける。
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November 4, 2002
November 3, 2002
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記憶は貯蔵されるものでは無い。
それは見い出されるものではなく、想起されるものだ。
つまり、内性を自己参照する事は出来ないのではないだろうか。
時刻: 00:00
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