東京美術館で行われている
「狩野探幽」展に行く。
大和絵の空間表現は主に等角図法的な処理をなされるが、
そこには明らかに平面処理と立体処理とが併用されている事に目点を置いた。
ここで一枚の絵に関して、立体的な空間に平面処理された視線が貫入されている事に気付く。
また他の作品に於いて、この点が意図的である事に関しての数点の証拠を発見することなった。
理論的発展の可能性がある、面白い収穫を得た。
November 30, 2002
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時刻: 00:00
label: memorandum