February 12, 2003

untitled

実体は身体に張付き、感覚へと浸透する。
実体は其処にはあるが、
向こうからやって来るように見い出され
はじめて知覚と云うものが起きる。
行動は、入力への素直な出力として外化し、
周囲の様々なものを揺らす。
若しくは同様にして自身をも揺らしているのである。
つまり、人間とは実に能動的な認識を持ちうる受動体であると言える。