December 27, 2007

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 晴れたので、恋人と連れ立って神奈川県立近代美術館(葉山)へ行く。
この日は大変に気分が善く、そして陽気だった。
催されていたのは『プライマリー・フィールド 美術の現在——七つの〈場〉との対話』展、
出品作家に大森・青木・田和の名が有った事に惹かれた。
 京急に1時間以上揺られ、その間にも刻々と光の様相は変化し
そしてとうとう気候の違いまでをも示し始めていた。
それは何と云うか、「随分と遠くまで来たな」と云うような実感をもたらした。
 新逗子駅からバスで海岸沿いに10分少々——既に朗らかな日差しの為に眠たくなる。
 冬の太陽は低く滑らかで、けれども幾らか毛羽立っているようにも思える。
それはおそらく、ガラス越しの故だろうか。