有楽町へ行き、nくんと会う。nくんの原稿を叩きながら色々のことを話した。
動体的な規定について、物事を連続体として静的ではなく、動体のまま扱うことについて。
「擦る(こする)」ことについて、自分の身体を動かして、直に対象に触れること。
(nくんが白川静香を引いて、「触」という字について、それが筆で字を書く際に墨が紙に浸潤するイメージから成り立っている、という説のことを話してくれたのは興味深かった)
「スカスカ身体」について。イメージとしては、スポンジよりもカステラの断面に近い、バラバラなものが寄り集まって多孔質化したイメージ。フィルター身体、ライプニッツの池の中でうごめく魚のような身体。多孔質といえば、どちらかといえばその空隙の方に着目され易いが、そうではなくそれらの空隙を構成する為の実部の方に着目する。だから空隙の方が先に在るのではなく、それは後成的なのだ。
帰宅して、Amazonにて注文していた、
飯野賢治・ワープ『「ワープ」ワープ会社案内』(北都、1998年)、
浜野喬士『エコ・テロリズム——過激化する環境運動とアメリカの内なるテロ』(洋泉社、2009年)、
を受取った。
May 4, 2014
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