March 30, 2009

untitled

近頃では古書店を覗く度に、乱歩熱がやおら疼く。童心の頃を思い返しては、乱歩に読み耽りたい——否、そのような時間が欲しい、と思う。だが、そう云う時間は生活から毟り取ってでも生み出さねばならないものだし、余地として眼前に転がり出てくるものではない。
職場からの帰りしな、元住吉の中古本屋にて、
池上遼一『肌の記憶』(小学館、1999年)、
石黒正数『Presentforme』(少年画報社、2007年)、
これらを購入した。