谷中巡りをする。昨晩は大学院時代の同窓生だちと久々に集まり酒を呑んだ。
谷中霊園で、川上音二郎と重野安繹の墓を詣でる。そう云えば青山霊園には乃木希典と三島通庸の墓の在った事を思い出す。——オッペケペー、mon cul(けつ喰らえ)! ふらふらと宛てなく路地を歩き、やがて商店街へと至り、それから上野へ向かう。
10年振りくらいに国立科学博物館へ行く。館内はすっかり改装されていて、今では昔の面影も無い、古生物の骨格標本と"Zeke"を観る。ふと、パリの国立自然史博物館へ行きたくなる。国立科学博物館についての記憶は、脇道を抜けるようにそこへと繋がっている。セコイアの年輪——これは Chris Marker "La Jetée"からの印象だ。私にとって、幾多の骨格標本や剥製標本の並ぶ光景は、NMNH を通り抜けて全てが MNHN へと結び付いている。
自宅の最寄り駅に在るカッフェで、3時間ほど読書をする。8時を過ぎたあたりで、「君」がレジスターの前に立っていた!
October 19, 2008
untitled
時刻: 22:39
label: memorandum