January 20, 2008

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 ポン・ジュノ(봉준호/Pong Jun-Ho)、ミシェル・ゴンドリー(Michel Gondry)、レオス・カラックス(Leos Carax)ら三氏の共作となるオムニバス映画 "TOKYO!(仮題)" の公開が2008年晩夏に決定したと報じられ、その封切りが「今か今か」と待ち遠しい。タイトルはそれぞれ "Shaking Tokyo"(ジ氏)、"Interior Design"(ゴ氏)、"Merde"(カ氏)。
 "Lost in Translation"(Sofia Coppola、2003年)を観て以来「東京」と云うモチーフにかなり執心していた私にとってはこの上無い朗報。
 特にゴンドリーは、"La Science des rêves"(邦題: 恋愛睡眠のすすめ)での「恋愛」と云うデリケートな遣り取りを全て登場人物にとっての他国語として扱う演出が興味深かっただけに、さらに、彼にとってもおそらくそれ程馴染みが無いであろう日本語を扱いながら「東京」と云う混沌とした(謎めいた?)多文化都市の不条理をどのように描くのか、非常に気になる。
 因みに"Be Kind Rewind"はまだ観ていない。

"TOKYO!" >>>
 http://www.tokyo-movie.jp/