『ペトルーシュカ』の稽古の為に尾久へ行く。初めての通し稽古だったということもあり、当然ながら緩慢なところや退屈なところが散見される。だが、Ykt君が本作の為に用意した結末には思いのほか面白い効果が生まれていて、これを起点としながら結末までに至る過程を整理するだけでそれなりに良いものにはなるだろうという予感はしたのだ。
それから場所を新宿へと移して、舞台美術を担当するYmtさんを交えて作品全体を通底するイメージを決定する為の打ち合わせをする。その成果からは中々良い具合の空間になりそうだという直観が働く。そう思えたら、段々と作品の完成が楽しみになってきた。私にとっては蛍光灯の効果を充分に発揮することが出来るという点でもやり甲斐は大いに有るから。
August 2, 2008
untitled
時刻: 22:58
label: memorandum