August 26, 2008

untitled

 今日でやっと、3ヶ月ほど前からお互いに不在着信を残し合い、然しながら一向に話題の進展することが無かったUsmさんとの電話が通じて、久し振りにそれぞれの近況のことなどを話をした。この奇妙な探信音の遣り取りが、一体どちらから何の用事の為に開始されたのかについては、もうすっかり忘れてしまった。彼女と最後に電話越しの会話を交わしたのは確か半年くらいは前のことで、私は新宿駅西口の舗道で彼女からの電話を受けたのだった。その時私は一人で居たのだけれど、それはこれから人との待ち合わせをするか、或いは誰かと別れた直後のことだったように思う。どちらにせよ、私の記憶はこの出来事と共に珈琲の味を覚えている。